海象ノ日記

はるかな昔に さりし人の歌 今日も街に流る おもかげ知らずに 歌われる歌よ 今日も街に流る (シャルル・トレネ)

『さらばてん旬』

 つい一週間程前に、居酒屋てん旬が8日で閉店することを知り、
これが最後の機会と思い、たまたま休みも重なったので、当日に駆け込んだ。

テーブル席が2つとカウンターのみだが最高の天ぷらを出してくれる店だったので非常に残念だ。


ここでの箸置きと言えば、かならず落花生

我ながら、今回はよく食べた。このカウンター席も今日が最後だ。

お通し

今日はイカオクラとホタルイカの沖漬け
さっそく、一品目

何はともあれ、てん旬と言えばこのかき揚げに尽きる。¥550
三ッ葉、小柱、エビがたくさん入ったサクサクの仕上がり
続いて、穴子の天ぷら ¥550

穴子にちょうど良く火が通り、ふわっと白身の食感がたまらない。
そういえば、店主の趣味が釣りの為、釣ってきた新鮮な刺身を食べた事も有る。
鯵の南蛮漬けなんかもあったなぁ
 この間、中ジョッキ2杯、ハイボール1杯を呑みつつ最後の〆はご飯もの
ミニ天丼 みそ汁、お香こ、よせ豆腐付き ¥980

海老天が2尾にイカ、椎茸、ピーマン、ナスに大葉の天ぷら入り
甘辛い天丼つゆが非常に良い。
よせ豆腐も海苔、ネギの他に天かすが乗っていてそれがサクサクと良いアクセントになっている。

 てん旬自体は、この日をもって閉店だが、この後4月半ばには少し離れた場所に
今度は、北海道で狩猟した鹿肉、獣肉も扱う居酒屋を始める事をちょうど居合わせた
次の店の店員に確認したので、また機会があれば、新しい店も訪れたいと思う。