海象ノ日記

はるかな昔に さりし人の歌 今日も街に流る おもかげ知らずに 歌われる歌よ 今日も街に流る (シャルル・トレネ)

作業用BGMに「ブルガリアン・ヴォイスと民謡・歌謡」

 初めて意識してブルガリアン・ヴォイスを聴いたのは菅野よう子のオリジナルアルバム「Song to fly」に収録されている最初の曲「Atomic Bird」だったと思います。

Song to fly

Song to fly

 

ブルガリアの女声コーラスで構成された古典的な歌唱法で実際にYouTubeなどで聴いてもらうのがてっとり速いとは思いますが、脳が直接振動するような倍音の振幅はすごいですね。

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ブルガリアの伝統音楽はドブルジャソフィアロドピピリン・マケドニアトラキアドナウ川といった地方ごとに特色のあるものである。祝祭日や、結婚式、パーティーなどではブルガリアの伝統音楽をよく耳にすることが出来る。

もっとも代表的な伝統音楽のオーケストラは、フィリップ・クーテフ(Филип Кутев / Filip Kutev、Philip Koutev)の率いるソフィアの国立合唱団であろう。クーテフはこんにちのブルガリア国立放送合唱団を創設した。同合唱団による作品は「Le Mystère des Voix Bulgares」と名づけられ、国際的に知られている。クーテフは多くの合唱団を創設し、うちTrio Bulgarka(Yanka Roupkina, Eva Georgieva, Stoyanka Boneva)などは、「Le Mystère des Voix Bulgares」に含まれている。

ブルガリアの女声合唱団の特徴的な点として、その独特のリズムやハーモニー、ポリフォニー長二度などの音程の多用、そして特にソフィアやピリン地方の楽曲によく見られる、ハチの音のような不協和音がある。

共産党政権の支配下では、幾らかのミュージシャンが国家による支援の枠外で活動していた。結婚式などで頻繁に演奏されるジプシー・ブラスも支援の対象外となっていた。これは1986年まで完全に地下潜伏状態であったが、スタンボロヴォで音楽フェスティバルが2年に1度開かれるようになって以来、トラキア地方はこのジャンルの音楽の重要な拠点となった。Sever、Trakiîski Solisti、Shoumen、Juzhni Vetarや、クラリネット奏者のイヴォ・パパゾフらが大変有名になった。

ブルガリアの音楽 - Wikipedia


Le Mystere des voix Bulgares - Bulgarian choir 3 ...


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ブルガリアン・ヴォイスの再生リスト

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ブルガリアの民謡と歌謡の再生リスト

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