思い出のレストラン「瀬見温泉・やまや食堂のカツ丼」
やまや食堂
ジャンル:食堂・定食
アクセス:JR陸羽東線瀬見温泉駅 徒歩10分
住所:〒999-6211 山形県最上郡最上町大堀878(地図)
周辺のお店:ぐるなび 酒田×定食・食事処
情報掲載日:2015年3月14日
旅先でふらりと立ち寄った「どこにでもありそうな食堂」が美味かったりすると、それが妙に忘れられなくて、また行こうかな~?ってことありませんか。
このお店「やまや食堂」もそんな感じのこぢんまりとした庶民派食堂です。
場所がけっこう…だいぶ僻地なんですよ。
それもそのはず、山形県新庄市の山中にある湯治場「瀬見温泉」の外れにあります。
訪れたのが2009年の10月。
当日は瀬見温泉で最も古い旅館「喜至楼」に宿を据えました。
新庄駅から瀬見温泉駅に着いたのが2時少し過ぎた辺り、10月でしたからだいぶ山間部は肌寒かった記憶があります。
とりあえず旅館で荷を解き一息付いて、まだ夕飯にはだいぶ時間がありますからね湯治場を散策することにしました。
川を隔てて向こう側に温泉宿が寄り添うようにしています。撮影地点はバイパスですね。
バイパスから温泉宿へ幾つか橋が架かっていて、その間を清流「小国川」がゆったりと流れています。
もちろん天然の鮎が泳いでいて、塩焼きや一夜干しは瀬見温泉の名物になっています。
周囲を散策しながらふと目に止まったのが趣のある食堂「やまや食堂」でした。
お昼を食べて無かったので思いきってのれんをくぐりました
うん!正解!
おばちゃんが一人で切り盛りしているんでしょうか、
店内はほんとに昭和のムード。時間の流れがゆったりとしていました。
余り深く考えずに空腹だったのでカツ丼を注文しました。
さっそく出されたのがこの南瓜の煮物。
料理を待つ間にこの一品が嬉しい。
湯気わかりますか?
まさに理想のカツ丼でした。
タレが程よい「甘じょっぱさ」でカツの衣によく染みこんでいます。
この漬物の小鉢も泣かせます。
一気に完食してしまいました。
いい腹心地になりまさに口福。
当時の値段は失念しましたが現在は750円のようです。
なかなか場所が遠いんですが、実は東京からでも乗り継ぎがラクで「山形新幹線つばさ」で新庄駅に降りて、新庄駅から瀬見温泉駅行きの電車がありますので交通のアクセスは良かったりします。
また瀬見温泉は湯治プランで驚くほど安く泊まることが出来るので、一日と言わずゆっくり骨休めするにも最適ですね。
地酒の「此君(このきみ)」の酒蔵もあり、うまいお酒が呑めます。
いいお湯、いい酒、いい料理
三拍子揃った瀬見温泉にまた行きたいなぁ~!?