「Half-Life 2: Episode One」クリア後の感想
Half-Life2(HL2)のエンディング直後から物語が始まる、今で言うスタンドアロンDLCのようなもの。なるべくならHL2のクリアから間を置かずにプレイするのがオススメ。
塔の崩壊直前、時間が停まりボーティガンツ達に救出されるアリックス
光源まわりや顔の表情がHL2に比べると改善されている。
今回はフリーマン単独じゃなく、前作にも出てきたレジスタンスのリーダー「アリックス」と常に一緒に行動するので半ばBioshock:Infiniteの元ネタのように感じた。
そこそこ古いゲームだが、動きの滑らかさは自然だし、Bioshock:Infiniteのようにヒロインが勝手にワープして細かい動きを誤魔化すこともない
崩壊しつつ有るCity17(HL2のメイン舞台)から市民を援護しつつ列車で脱出する話なのでストーリー自体はシンプル。
今回は最初に扱える武器がグラビティガンのみで、ある程度進めるとハンドガンなどが使える仕様になっている。
実績の「一撃必殺」(銃未使用縛り)取得のためメインの火力はアリックス頼り、プレイヤーであるフリーマンはグラビティガンで物を投げつけたり障害物を排除するのが主なプレイスタイルになるし、ある程度グラビティガンのみでもクリアできるようにステージのオブジェクトも配置されている。
アリックスのAIはかなり賢いしほぼ不死身で妙に強いので、プレイヤーが暗闇でライトを照らしたり、照準先を示してフォローしたりと、HL2とは同じ世界観でもだいぶプレイ感覚が違ってきている。
ゲームのボリュームはHL2の1/4程度に感じられた。これは続編のEpisode Twoに期待したい。
フリーマンの相棒であるバールの登場がかなり後半なのは残念。