陸奥国一宮・鹽竈神社と志波彦神社参詣
2016年6月14日(午前)
仙台駅から塩釜駅までは各駅停車で20分弱
塩釜駅鹽竈神社と併せて同じ敷地の志波彦(しわひこ)神社に向かいます
高低差はありますがほぼ真っすぐな参道があります
鹽竈神社の森が見えてきたら一度右折すると左右に造り酒屋、割烹などが並ぶ参道にたどり着きます
表参道
202段の石段が控えている
塩釜駅から歩くと一番近い場所にある入り口
七曲坂
東参道
やはり表参道から参詣します
石段の中ほどにある狛犬
随身門
鹽竈神社 左右宮拝殿 この奥に左右二つの本殿があります
右宮本殿(向って左)が経津主神(ふつぬしのかみ)
左宮本殿(向って右)が武甕槌神(たけみかづち)
木鼻(拝殿の梁と柱の先端) 極彩色の獅子
境内の右手 別宮拝殿
主祭神は塩土老翁神(シオツチノオジ)潮流や航海を司る神とされます
藤原忠衡(ふじわらのただひら)平安末期から鎌倉時代初期の奥州藤原氏の武将【1167~1189享年23歳】が寄進したとされる文治の燈籠。鹽竈神社の中でも最も古いものとされる 松尾芭蕉もこの場所を訪れ500年の過去に思いを馳せたという
塩竈桜 ヤエザクラの変種で花の中心の雌しべが葉状になる特徴があります
鹽竈神社の社紋としてあちらこちらに装飾されている
花の一部が葉に変化している意匠
神社側面の絵地図
志波彦(しわひこ)神社の大鳥居
志波彦大神をお祀りしている神社です
延喜式(927年にまとめられた全国の神社の一覧と社格を記した物)にも「名神大社」の一つとして記されています(延喜式内社と呼ばれます)
元々、仙台市宮城野区岩切にあったもの【現八坂神社】を明治7年(1874)、鹽竈神社内に遷座されたとされます
他にも、資料的遺産として石巻で行われていた「鋳銭事業」に使われていた鋳銭釜や…
近く、石巻の牡鹿半島には捕鯨で有名な鮎川という地区があります
鯨骨と捕鯨銛
続いて2010年に訪れた石巻市を再訪します。