海象ノ日記

はるかな昔に さりし人の歌 今日も街に流る おもかげ知らずに 歌われる歌よ 今日も街に流る (シャルル・トレネ)

『加茂水族館でクラゲを撮ったり食べたり…』


<動画版もあります>
超地元のひなびた水族館ですが、最近はノーベル賞効果もあって客足がのびているとか


庄内空港からだと車で20分くらい。
防風林の松林の長い道を抜けると少し開けた漁村が見えてくる。
そこから勾配のある坂を上りきると目の前に水平線がひろがり海鳥の鳴き声が聴こえてくる。


クドいようだが、本当に小さい水族館である。子供のころから見慣れているのでまぁ特に感慨は無いが…
首都圏の大規模な水族館とは量で比べるべくも無いので、クラゲの展示に特化し成功し水族館動物園の最高権威賞『古賀賞』に選ばれた。

古賀賞とは - はてなキーワード
古賀賞は、動物園・水族館における動物の繁殖の向上に特に功績のあった業績を称えることにより、展示動物の増殖と種の保存に資することを目的として、昭和62年度から実施されています。この賞は希少動物の保護増殖に大きく寄与された日本動物園水族館協会元会長の古賀忠道博士の功績を記念するとともに、同博士からの寄付金を基金として運営されている。

 冬期間でショーが無い時期は、入場料が若干安くなり大人一人¥600。通常営業時は¥800になる。
施設は、一階が近海の魚等が展示され食堂が併設、地下一階がクラゲの展示室、二階は、淡水魚や磯の生物コーナーになる。
■一階

入り口すぐのポスターでオワンクラゲ大プッシュ中

下村脩が2008年ノーベル化学賞を受賞すると、その受賞理由となった緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein; GFP)がオワンクラゲ由来であることも報道され、オワンクラゲを飼育している同館が注目された。これにより、同館の入館者数が通常の1.5~2倍に増加した。
同館で飼育されているオワンクラゲは、自然界から採取した成体は発光するものの、人工繁殖で世代交代させると発光しなくなっていた。そのことを聞いた下村が2008年(平成20年)10月24日に直接同館に電話をし、「セレンテラジンを餌に混ぜれば、2週間で光る」とアドバイスをした。そして、下村の紹介で、三重大学大学院生物資源学研究科の寺西克倫教授からセレンテラジンを譲り受け、発光実験に取り組んだ。
鶴岡市立加茂水族館 - Wikipedia

イカ、タコ、ホヤ、青魚…じゅるり。







『俺は魚ではない,と言ってみるテスト』

おもしろいカタチの卵
これは…

ナヌカザメとその卵
■続いて地下一階へ

クラネタリウムへようこそ


クラゲの展示室では、こんな感じで水槽が丸いマスクで覆われている。
真っ暗な中で且つ動き回っている小さい物だから撮影する被写体としては、かなり難しい部類だ。オマケにストロボも焚けない。


右はアカクラゲ










サムクラゲ





ミズクラゲ


ミズクラゲの成長過程を大型テレビで表示中


カブトクラゲ

ウリクラゲ


カミクラゲ


シロクラゲ


ユウレイクラゲ属の一種
ん?右の写真がこゝろ無しか顔に見えるような…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


オキクラゲ

オワンクラゲ



シャッター速度を長くして、何とかクラゲの淵の僅かな光を撮影
■クラゲアイスでも食べませう
一階の食堂へ

クラゲラーメンプッシュ&メニュー表に書かれた苦労潭

食堂からの眺めも矢張り海。通常営業時期ならここからでもアシカショウを見ることが出来そう。
左の写真の建物は後から調べると、クラゲの繁殖室だった。
さて、クラゲアイスを


どれがクラゲ入りか尋ねたら全部だった。
「…………」

ラ・フランス味を無難に選んだ。点々とみえるのがクラゲ。
「…………」
まぁ予想通り普通の味だった。
「…………」
強いて言うなら食感がユニーク。
「…………」
■二階

おさわり放題。However魚はおさわりらめぇ


ウミウ…泡が邪魔!

淡水魚コーナー

まめ知識 鶴岡市江戸川区姉妹都市
ドジョウや金魚等が展示中(このゆるさ、御察しください。)

鳥よ〜鳥よ〜鳥達よ〜♪

鳥よ〜鳥よ〜鳥のうた〜♪

アディオス!