『青春18きっぷで行く飛騨の旅(直江津〜富山編)2』
6時発の 貨物列車が
窓の彼方で ガタゴト
朝焼けが 燃えているので
窓から 招き入れると
笑いながら 入りこんで来て
暗い顔を 紅く染める
それで 救われる気持
終りの季節 - 細野晴臣
電車は岩塚付近の赤い橋を通り過ぎる。
柏崎まで来ると、日本海が見え始め青海川駅(おうみがわえき)まで来ると、ホームから一面の海原を眺める事が出来る。
強い日差しが作り出すコントラストで、線路に電車の影を写し出す。
潟町、土底浜など海にちなんだ駅名が多い。
直江津駅前のマルチプルタイタンパー
直江津に到着。5分しか時間がないので急いで北陸本線富山行きに乗る。
車中の路線案内図で富山経由高山行きを確認。
快晴である。
糸魚川駅に近づくと、気になるレンガ作りの車庫が見えてきた。
あの山はチョモランマ黒姫山だな。
雁木のある街並み・糸魚川駅レンガ車庫1912年(大正元年)に造られたらしい。
工場地帯を抜けて親不知駅を通過。
黒部川が見えてきたら、駅はもうすぐ。
ようやく富山駅に到着。25分くらい乗り換え待ちの時間があるので1度駅の外に出てみる。
後は高山駅まで2時間程かかるが、食事の時間も今しかないので、今日の第一食富山名物キトキトの刺身と鱒寿司立山かき揚げそばを食べる。
程なくして、富山駅の高山本線のホームに着き、電車待ち。
■猪谷〜高山到着編に続く。