まだまだ遊べる!PC版Fallout3おすすめクエストMOD
オープンワールドゲームの大人気シリーズFallout 4が発売されて早くも数ヶ月が経過しましたが、ナンバリングタイトル前作Fallout3(NewVegasも含めると前々作)のPC版には本編をクリア後、そして公式DLCクリア後全てのサブクエストをこなした後でも更にクエストや新しい武器、装備などを追加してプレイヤーがまだまだ楽しめるユーザーMODが存在します。
日本語化について
家庭用機版は日本語入りですが、PC版の場合そのままだと日本語化されていない為、SkyrimやFallout4など公式に声優による吹き替えやテキスト翻訳がされているものと違って日本語化作業の手間が掛かりますが、今はだいぶ簡単に日本語変換出来る手順が確立されました。
Steam コミュニティ :: ガイド :: 今から始めるFallout3(日本語化+α)
自分もこのために久しぶりにインストールし直し日本語化作業を行いましたが、テキストのコピペ回数や書き換え作業などがかなり減りました。日本語化に必要なファイルが設定変更済みで一括で揃っている感じです。
MODを導入するには
MOD導入のやり易さや個々のMODの有効化/無効化の管理検証のしやすさから、BethesdaのエルダースクロールズシリーズやFalloutシリーズの主要なMODはほぼすべてこちらから専用のMODマネージャー兼ダウンローダーのNMM(ネクサスMODマネージャー)をインストールすれば使えるようになります。
MODには天候変化やライティングを劇的に変えるもの、よりシャープで高解像度なテクスチャに張り替えて世界観の見た目を変えるもの、新たな洞窟や建物を追加するものなど様々なバリエーションがあります。
今回はその中でも「クエストMOD」に絞って最近プレイしてオススメしたいものを紹介しようと思います。日本語化されていないものも多数ありますが評価が高く、日本語化が可能であるか、無くても困らないものを選びました。
もう一つ。クエストMODはFallout3のDLCも含めたパーツを流用して世界を構成しているので、クエストMODを楽しみたい場合は、Fallout3のDLCが全て収録されている「Game of the Year Edition」を利用してください。
大型クエストMOD
クリアに10時間程度必要なじっくり楽しめるクエストMODです。
A World Of Pain for Fallout 3 AWOP4FO3 at Fallout3 通称AWOP(日本語化あり)元々Fallout:NewVegas用に作られた「A World Of Pain at Fallout New Vegas」をFallout3にアレンジして移植したものになります。NewVegas版の広大に入り組んだ地下世界を各地に追加されたマンホールから潜入するものと比べると、規模そのものは小さくなっていますが、これはこれでしっかりと楽しめる出来になっています。
ウェイストランド各地にダンジョンやサイレント・ヒルを思わせる恐怖の収容所などが追加されます。クエスト終了後も使える女性コンパニオンが1人追加されます。
クエストの報酬として、3種類ある「4次元ストレージデバイス」 (所持可能容量が増加する)を見つけるチャレンジもやりがいがあるものになっています。
4次元ストレージの入手方法(ネタバレ)を日本語で解説したものをSteamガイドに上げましたので、入手場所がわからない場合は参考にしてください。
Steam コミュニティ :: ガイド :: 【Spoiler】Fallout3 AWOP-4DStorage入手方法メモ他
クエストMODと言えば何はなくとも取り敢えずコレ!という感じですね。
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ボイスアクト入りOPとEDも収録されている渾身のユーザーMOD
Alton IL - Huge World and Quest Mod at Fallout3 (日本語化あり)
Alton,IL(オールトン・イリノイ州)はその名の通り、イリノイ州オールトンを舞台にした大型MODです。あまりピンと来ませんがWikipedia情報によると、マイルス・デイヴィスの出身地であり、南北戦争当時は南軍捕虜収容施設があった土地のようです。
ボリュームもしっかりとあり、体感的には公式DLCの『ポイントルックアウト』の土地の1.5倍程有りそうな気がします。
このMODを導入すると、まずリベットシティ近くにマンホールが追加され、そこからクエストが開始されます。
地下道を抜けると、そこはワシントン・ダレス空港。BOSアウトキャストの連中がいます。長距離救難信号を西海岸から受信したので付いてくるなら来いという感じ。
ところが飛行途中謎の事故で墜落。主人公以外みんな死亡。帰る手段も無いのでクエストをこなしながらワシントンDCに戻る手段を探しオールトンを彷徨う感じです。クエストの性質上クリアするまでこの地からはウェイストランドに帰れません。
フィールドがしっかりと作りこまれているので探索するだけでもかなり楽しいです。
装備も全て剥がされ、着の身着のままの主人公へいきなり襲ってきた「ペスト派」と呼ばれるカルト集団の衣装。この地では2つの勢力が争っているため、終盤ではどちらかの勢力につくか選択を強いられるNewVegasのようなクエストもあります。
メインクエストの他にサブクエストもあり。日本語化は精度が機械翻訳に少し手を加えた感じで???という部分もあるせいか、サブクエストの完了条件がよくわからない、どこがフラグなのか分かりづらい箇所もありますが、そういう場合メインクエストをドンドン進めてしまったほうが精神衛生上良い気がします。
こういったユーザーが制作したクエストMODは、通常テキストのみ表示で会話部分が無音か本編の流用が多いのですがAlton,ILはちゃんと音声も収録されています。(プロの収録環境や技術ではないのでそこはご愛嬌で…)
クリア後は、再びオールトンに行き来出来るロケーションが追加されます。
小規模クエストMOD
クリアは2.3時間程度でサクッとプレイ出来るもの。
「ジャルバード兄弟・廃品処理場」の北に捨てられた小屋のロケーションが追加されます。中にはグール化した中国兵(ママ・ドルスにいたタイプ)の隠れ家になっています。一掃して奥に進むと主人公がトラップに引っかかり監禁されて催眠ガスで不思議な夢のなかのパートに突入します。
夢のなかのストーリーなので、その中で取得したアイテムはクエストクリア後に消える仕様ですが大鎌などユニークなものがあります。
如何にも洋館に入ってくれという感じですが、島の周りを探索すると洞窟や場違いな青いポリスボックスが波打ち際にあります。洞窟の隠しレバーを作動させることにより…
ドクター・フーでお馴染みの青いポリスボックスに入るアイテムを入手出来ます。
ポリスボックスの中に入ることにより違う場所に転送されて、そこで1クエスト。島に戻り洋館の中で半透明に霊体化した中国兵達との戦いで1クエストという感じでしょうか。夢の中の目的地に向かうと現実に引き戻され、ボーナスの武器庫などを漁る感じで終了。
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メガトンの南に中国軍のVaultが追加されます。戦闘メインのミニクエストになります。
入り口付近で設定メニューが表示され、敵の中国軍の攻撃の激しさや二人仲間にできるコンパニオンのエッセンシャル(不死設定か否か)を選択できます。
オペレーションアンカレッジをオマージュしたような感じでしょうか。
こちらはグール化していない中国兵達です。
とにかく数が多く問答無用で撃ってきます。使用している武器は中国軍アサルトライフル、10ミリサブマシンガン、エナジーウエポンなど。中国軍将校の剣も所持率多め。
ちゃんと一人一冊「毛沢東語録」を所持しているなど、芸が細かいです。
途中、捕虜になっている「チュン・リー」と名乗るコンパニオンを助けると仲間になります。敵を倒しながら必要な鍵を手に入れて最奥部のボスに向かうスタンダードなクエストですね。Valut内で3箇所程大量の弾薬箱が鎮座している弾薬庫があります。
もう一人のコンパニオンは「Killer」というヤヤ危ない感じの奇声を上げるパワーアーマーの兵士。ボス部屋の前で冷凍睡眠のシリンダーにいます。ボスを倒した後に部屋のコンソールからシリンダーのロックを解除し仲間に出来ます。武器がガトリングレーザーなのでなかなか火力のあるコンパニオンです。他にベッドサイドの床の見つけ難い小さな金庫にはマオタイ酒(ユニークアルコール)が。
クリア特典は、炎上効果のある中国軍将校の剣と武器庫の中にあるユニークガトリングレーザー(通常の充電パックではなくエナジーセルを使用)光線ではなく、プラズマピストルのような光弾が発射されます。
二人とも、クエストクリア後はウェイストランドに連れていけます。コンパニオン状態から解放する場合は、元々いた中国軍のVaultに帰ります。
「チュン・リー」の方は会話で衣装をデフォルトの偵察リコンアーマーかドレスに一瞬で変更できます…が、顔自体のモデリングの出来があまり可愛くないので…。
参考リンク
■日本のPC版Fallout3のwikiページ
「開発資料」にはアイテムのID一覧。「MOD」にはオススメMOD一覧。
情報量が多く何かとお世話になります。
その2へ
steam『Xeodrifter™』メトロイドへの愛と心意気を感じるピリッとしたダウンロード専用ゲーム
『Xeodrifter』(ゼオドリフター)
アクションゲームなのでコントローラー推奨。言語設定は英語版しかありませんがメニューとクレジットのみなので問題ありません。
Steam版では2/12日まで980円→147円となる85%引きセール中!!
いわゆるメトロヴァニア系と呼ばれているジャンルですが(キャッスル)ヴァニア*1の部分はほぼ無くメトロイド寄り。絶対にソンはしない内容に仕上がっています。
PC以外にSONY系だとPS4とPSVita。任天堂系では3DSとWiiUにそれぞれダウンロード専用で幅広く発売中です。
カンタンにあらすじを説明すると、隕石の衝突でワープコアを失った宇宙船員が4つの惑星を巡りワープコアを見つけ出す。…までのはなしです。
ファーストインプレッションは、とにかくキレの良い操作感と音楽の良さが気に入りました。
メトロイドの旨味を初回クリア3時間程度に濃縮して、タイニーで潔いボリュームに仕上がっています。それぞれの惑星でボスを倒すとプレイヤーがパワーアップするスキルが入手できるので、いかに効率的に回ることが出来るかも重要になります。*2
ステージに隠されたライフアップの他に「ガンパワーUP」はパワーを振り分けて、「威力UP」「レートUP」「3WAY」など弾の弾道をカスタマイズできます。
ラインを切り替えてステージを打開!!
特筆すべきアイデアは画面奥にライン移動する『PlaneShift』(プレーンシフト)
(画面奥に行くことパワーアップアイテムを入手出来たり、手前の画面では金網で行けない部分も通り抜ける事が出来る)
このアイデアは、開発メーカーRenegade Kidの前作「Mutant Mudds Deluxe」にも登場します。
Mutant Mudds Deluxe
こちらも2/12日まで980円→147円
ボス戦は全てのボスが色違いで行動パターンがやや違う程度なのは残念ですが…ボス部屋前にチェックポイントが入るので、負けてしまってもリトライがチョッパヤで良いです。
音楽の雰囲気はメトロイドのようなダークで重厚な雰囲気と言うよりはファミコンの『忍者じゃじゃ丸銀河大作戦』を思い出すキラキラポップな宇宙感で馴染みやすかった。
2Dアクション好き、メトロヴァニア好きにはマストバイなゲームだと思います。
3→4のミッシングリンク?『スターウォーズ:フォースアンリーシュド』(PC版)レビュー
スターウォーズの世界観に没入出来るGod of Warタイプのアクションゲームですが…
日本語音声や字幕は無いがプレイには支障なし。箱コンに対応。
良い部分
ストーリー自体は良く出来ています。割ときれいにモデリングされたお馴染みのキャラクターと、エピソード3と4の間のミッシングリンクを埋めるかも?知れない『ベイダー卿の秘密の弟子』スターキラーが主人公という奇抜なアイデア。
何故秘密の弟子かと言うと、シスは師匠と弟子の一子相伝が基本。銀河皇帝の弟子であるダース・ベイダーに弟子は存在してはいけないというオキテがあるらしいからです。
スターキラーといえば、元々ルーク・スカイウォーカーの名前の候補だったことでファンにはお馴染みですしエピソード7でも「スターキラー基地」という惑星破壊砲として名前が登場。惑星や帝国軍の基地の細かな部分までよく再現されています。
本当に設定自体はいいんです、設定は。でもこれがゲームでなければもっともっと良かったんです…
悪い部分
端的に言ってしまえば、アクションゲームを操作する楽しさを削ぐ要素が 「あらゆる箇所」で目につきます。
まずPC版固有の致命的な不具合で「sky blur problem」や「motion blur problem」と言われるノートPC等比較的低スペックなPCで発生する問題。Steamのフォーラム(掲示板)などでも確認されている既知の問題点です。
(遠景でモーションブラーが発生し、必要なオブジェが表示されていない)
恐らく数年前のPCでNVIDIA等の専用グラフィックチップが搭載されていないタイプほぼ全てのパソコンで発生する問題だと思われます。(自分の場合はIntelHD3000搭載のノートPCで確認)
不具合の内容はある程度遠景があるシーン。特にスターウォーズはそのような箇所は多いと思いますが…その遠景全体に強烈なモーションブラーが掛り、視覚的に非常に目が疲れます。また本来表示されるべき遠景も透明になり「元々存在していないような感じ」になります。
これはグラフィック性能依存の不具合らしいので、そのPCで発生してしまうと残念ながら具体的な対応策はなく、諦めてプレイを続けるか別のグラフィックス性能の良いPCでプレイするしかありません。
例えば宇宙を背景にタイ・ファイターが飛行するシーンでフォトショップでタイ・ファイター『ブラシ』を作ったかのような強烈に糸を引いた軌跡が背景を覆ったり、スターウォーズのロゴ自体に強烈なブラーが掛かったり…
この問題は目の疲れを我慢すれば、途中までプレイ出来ないことは無いです。ただ、終盤のクライマックスイベント『スター・デストロイヤー墜落作戦』(ネタバレ反転)で凶悪さを露わにします。遠景が透明になり「元々存在していない感じ」という不具合が「スター・デストロイヤー」にも適用されてしまい、主人公がフォースの力だけで「スター・デストロイヤーを帝国の都市に墜落させるシーン」で『巨大な無の何か』をQTEに従い操作するので、「スター・デストロイヤー」をじわじわと「回転」させ「角度調整」させて「引き寄せて墜落させる」イベントが全て台無しになります。元々このイベント自体がアクションゲームに余り関係がないのに重要なイベントなので不満が多いシーンですが『巨大な無の何か』の不具合が発生するプレイヤーは閉口せざるを得ない事態になってしまいます。
こちらはPC固有の問題なのでPS3(海外版ソフト)等家庭用機でプレイする場合は問題無いです。
他の気になる不満点
- ノックバック中やダウン時でも無敵時間一切無し 敵が近接攻撃メインのゲームならまだ良いんですが、このゲームは敵もビームやらライフルを遠くからかなりの精度で撃ってきます。ニュートラル時はある程度ライトセイバーで自動的に弾き返しますがアクション中は意識しなければ被弾します。敵の攻撃で吹っ飛ばされ倒れている時でも追い打ちでガンガン撃ってきてダメージが入ります。敵を無視してどんどん進めたい時も同じく、敵が多く沸く広いステージは「フォースでしか開けない扉」や「フォースでしか動かせないジェネレーター」を動かさない限り次のシーンに進めません。フォースで大きな仕掛けを動かす場合専用アングルに切り替わりますが、この時もプレイヤーに無敵時間は与えられず棒立ちのまま目標を動かさないといけないので良いマトです。「敵を無視し仕掛けを動かして早く進めたい」というゲーマーが誰しも思う作戦も『仕様』により厳しいものになっています。
- 巨悪『QTE』 ステージ毎のボスや特定の巨大敵にトドメを刺す場合、「本当に一番いいシーン」で唐突にQTEが発生します。一番最後に自らの手で自分が操作して手を下したいシーンでももれなくQTE!これについては多く語る必要は無いですね『開発者に死の裁きを』
ここからは普通の不満点
- お手軽コンボは◯だがフォースでのオブジェクト操作に難あり 対象をロックオンしてフォースで敵やオブジェクトを宙に持ち上げることが出来ますが、オブジェの移動は操作感がもっさりしていて直感的ではないです。対象は上下左右と前後にアナログスティックを使い動かせますが、次に述べるロックオンの使いづらさもあり最後までまだるっこしい限り。
- 乱雑で数が多い対象物 主人公のフォースで敵やオブジェクトが動かせる魅力は分かるんですが…対象ターゲットがあまりにも不要に多く、敵をロックオンしたいのに箱や壁にパネルに…等、ロックオンの自動判断に優先順位が無いので操作していてかなりのストレス要因になります。どうでも良い対象物を排除して敵にのみロックオン出来る機能や、必要な時にだけ最低限の物にロックオン出来る仕様が良かったですね。
- DLCのボリューム不足 本編クリアは初回10時間~12時間程度ですが、UltimateSithEditionに追加されている3つのDLC(ジェダイ神殿、氷の惑星ホス、タトゥーイン)はそれぞれクリアに1時間も掛からず小さく纏まっているような印象。エピソード4からルーク、老オビ=ワン、ジャバ・ザ・ハットやボバ・フェットなどが登場しますが、それぞれ本編のボリュームで言えば一つのステージ程度。精彩を欠く演出で、敢えず本編には入らなかったけど人気キャラをファンのために出した感じ。スターウォーズ素人の自分が見ても正史との整合性に?な展開が目立ちました。
まとめ
ムービーが飛ばせなかったり、やや読み込み時間が長い等些末な部分は目をつぶれます。純粋に3Dアクションの部分「だけ」もう少し洗練されていれば決して悪いゲームでは無かったと思いますが、フォースの操作にまつわる仕様や「sky blur problem」等、プレイするまで見えてこなかった『巨大地雷』が内包されているゲームですので、これからプレイする方は十分にその覚悟を持って購入してください。
おまけ
実はこのゲーム、最終戦でちょっとした分岐が存在しダース・ベイダー戦の後に「そのまま奥に直進して銀河皇帝と戦う」か「画面右下に小さく見えるダース・ベイダーともう一度戦う」か選択できます。結果エンディングムービーが異なりますので両方試してみることをオススメします。
また、どうしても倒せない敵がいる。ゲームをサクサク進めたい。と言った場合、このゲームはメニューの「コード入力」から有効なコードを入力することで体力最強やライトセイバーのカラー全開放、パラメーター全開放等初めから最強モードになれる裏ワザがあります。
コード入力するとセーブが出来ないという英文メッセージが出ますが、ステージでオートセーブが入ると自動的にセーブされますので問題なくすすめることが出来ます。
年に一度のパイプ大掃除
一年に一度の大掃除、パイプもしっかりと掃除しました。
塩・エタノール清掃法
パイプに染み付いた着香たばこの匂いをリセットして、余計な付着物などを取除きやすくする掃除法です。あまりやり過ぎるのもパイプを痛める気がするので年に一度程度にします。
マウスピースをパイプから外して、ボウル(煙草を詰める部分)に「塩」(これは精製塩ですね。〇〇の海塩とか岩塩じゃない安いもの)をしっかりと詰めます。トントン揺らしながら隙間無く。
パイプ用のスタンドがあるのでここからはスタンドに置いての作業です。
「無水エタノール」をスポイト(ドラッグストアで100円代)で少しずつパイプのボウル内に垂らしてゆき、ボウルからあふれる手前まで注ぎます。エタノールはニス等塗料を溶かす効果があるので周りにこぼれないように気をつけます。
ここからは一晩程度おきます。
もし、中古でパイプを買った場合や内部に汚れの層があり落ちにくい場合、2回程繰り返すとより効果的です。
パイプコンパニオンのスプーン部分で汚れの移った塩をかき出して、煙道もモールでしっかり掃除し塩を落とします。
柘製作所(tsuge) モールクリーナー ・ Bタイプ (50本入り) #70210
- 出版社/メーカー: 柘製作所(tsuge)
- 発売日: 2012/03/15
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マウスピースの掃除
洗面台などぬるま湯が張れる場所が良いと思います。
「耐水紙やすり・2000番」このくらいの目の細かい物を選びます。そして激落ちくん等の「メラミンスポンジ」を用意します。
TRUSCO 耐水ペーパー 228X280 #2000 5枚入 TTP20005P
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作業はぬるま湯を張った洗面器などでマウスピースを濡らしながらします。
まず、メラミンスポンジで落ちそうな汚れを大まかに落とします。結構この段階で落ちる汚れは落ちます。
マウスピースの吸口部分は歯型などができるので、手頃な手のひらサイズにカットした紙やすりを水に軽く濡らしながら研磨してください。力を入れずに根気よく磨きます。
大体汚れが取れたと思ったら、水気を拭き取り乾燥させます。
紙やすりの研磨でマウスピースの光沢が無くなると思いますので今度はマウスピースの艶出しです。
サビネリの「パイプポリッシュ」と「幅5センチ程度の木綿包帯」を用意します。
まず、ごく普通の綿の包帯を使いやすいように長さ50センチ程度にカットします。
利き手の人差し指と中指の間に包帯をグルグル巻きます。人差し指の部分にパイプポリッシュを2,3滴染み込ませて、あとはツヤが出るまで根気よく磨きます。
パイプポリッシュの成分が無くなったと思ったら、また包帯に染み込ませて磨きます。ながら作業のほうが気楽なので納得がいくまで磨きます。
パイプの艶出し
木製のボウル部分の艶出しです。
下準備として、「カルナバワックス」(植物性蝋)を染み込ませた磨き布(正式名はないと思いますが)を作ります。
化粧品や手作り石けん用品のサイトでフレーク状のものを入手します。
そんなに量は必要無いので50グラムから100グラム程度の小袋入りで十分です。
カルナバワックスを大さじ一杯程度『湯せん』にして溶かします。オススメはストーブの上。融点は80°程度と言われています。気長に待ちましょう。
そこに適度な長さ(20センチ程度?)にカットした包帯を丸めたものを入れて染み込ませます。包帯を取り出すとすぐに蝋が固まると思いますので、よく冷えたら包帯を軽く揉んで取り扱いやすくします。
磨き布でパイプのボウルを根気よく磨きます。仕上げに乾いた包帯で磨くとよく艶が出ます。
ボウルに金属の巻きが有る場合は、金属のアクサセリー用サビ・くすみ取り「ポリッシュクロス」
KOYO ポリマール 銀磨きクロス 195mm×125mm 2枚入
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などを使うと見違えるように金属の光沢が出ます。
仕上げに、ボウルとマウスピースを組み合わせて、全体をパイプポリッシュで軽く磨いて完成です。
そんなにオススメでもない『DOOM3:BFGEdition』『セイクリッド3』感想。
ちょうどSteamウィンターセールの時期なので、なんとなく前から気にはなってはいたけどちょっと買いにくいな~というゲームも、大幅割引で買いやすくなっていると思います。そこで、(購入したのは12月頭のオータムセールですが…)安くてそこそこ有名でサクッとクリアできる2本の感想。
収録3作(DOOM1~3)全て箱コン対応。DOOM3プラスDLC2つは完全日本語化済み
DOOM1&2は英語のまま。出てくる敵を倒して出口目指すだけだから別にいらないよね?日本語。
打ち切り漫画のようなオチでアレなFPS「Rage」の3D描画エンジン(↓こんな感じ)
を使って2004年発売のDOOM3をリファインしたDOOM3:BFGEditionと、高解像度に対応した「DOOM1&2」の3本が同梱されたお買い得トリロジーパックです。DOOM1&2はグラフィック向上の妙なフィルタなどは掛かっておらず、まさにあの頃のDOOMをそのままコントローラーで楽しめます。
ゲームの選択は、最初のメニューからそれぞれタイトルを決定して選びます。
パッケージ全体の結論から言うとFPSの歴史に触れる体験も含めて、大型セールで500円くらいで買うならまぁアリと言う感じ。定価では買わなくてもいいかな。
DOOM3の方は、見た目のグラフィックを考えれば結構軽め。ここはRageを継承しています。モデリングはRageに比べるといまいちな部分もあります。
ゲーム内の看板やテキスト、登場人物の音声は完全に日本語化されています。
雰囲気としてはリリースされた時期は前後しますが、デッドスペースのFPS版のような感じですね。 ノーマル難易度(MARIN)で一回クリアしましたが、結構敵は硬め。ただヨタヨタ歩く雑魚敵もハンドガン一発程度じゃ死にません。
その分ボス敵は妙に柔らかい気がするアンバランスさがありました。 どっちかというとザコ敵がわらわら湧いてそれを処理する方が結構しんどいです。
イラッとさせられるのが敵のスポーン位置。「真後ろ」「角待ち」「やたら一箇所に沸く」と言う敵のわき方のやらしさではFPS屈指の作品。
ストーリーはどっかで見た事あるよなぁ?というありきたりな感じでステージ構成も暗い宇宙基地の中が多く単調さが果てしないメリハリの無い感じがしました。 回収要素もありますがリプレイ性は低めですね。
初回クリアは10~12時時間程度。ほぼ一本道ですが、武器庫の解錠コードをPDAのログから調べたりする簡単な謎解き要素も有り。
DOOM3のDLC2作はエンディングの続きからなのでクリア後推奨。こちらは序盤からグラバーという名前の箱や敵の投げる火球をキャッチして投げ返せるグラビティガンが登場したり、もう一つのDLCはスローモーションが使えたりするので結構プレイ感覚はGOOD!
DOOM1&2は名作と言われるだけあって今プレイしても十分楽しいですね。
敵と同じ縦軸にいれば細かいエイムが必要ないオールドスクールな感じが懐かしいです。ジャンプがないのでダッシュ移動のテクニックを使わないと段差を乗り越えられずに序盤でも詰まりますので注意してください。
もう一つ
個人的には好きだけど、とても他人(ひと)にはオススメ出来ないタイプのゲーム
テキスト日本語化済み&箱コン対応。
一通りクリアしてみたが色々となんとも素っ気なく深みがない感じ。
コントローラー対応のハクスラ『R.A.W. Realms of Ancient War』を思い出すプレイ感。
(R.A.W. Realms of Ancient Warのスクリーンショット)
ボードゲームのような地図にメインクエストの要所があり、他に要所と要所の間に回復ポーション等のストックを増やせるサブミッションステージが有る。サブミッションもそんなに広くないステージでWAVE戦とエリア内の敵を殲滅しか無い。面クリタイプのハクスラなのでこじんまりした印象があり、合わない人には合わないかも。良く言えば作業的に進めれば必ずクリアは出来る。
一応の前作『セイクリッド2』の続きではなく、後に出たベルトスクロールアクションのスピンオフ 『セイクリッドCitadel』の世界観を引き継いでいる感じ。
因みに、セイクリッド3はドイツのKeen Gamesが、Sacred CitadelはスウェーデンのSouthEnd Interactive(閉鎖)が開発している。SouthEnd Interactiveは国産シューティングの名作「R-TYPE」をステージはそのままにフルポリゴンにして視覚的な奥行きを出した現代アレンジ版DL専用ソフトの「R-TYPE:Dimensions」の開発にも関わっていたようです。
ハクスラゲーの醍醐味であるアイテム掘りでボスを周回する等のレアリティ概念はなく、経験値を貯めると武器レベルが上がり自動的に使える武器が開放されるシステムなので、やりこみ要素もレベル上げとアビリティのスキル振り分け程度でゲームそのものの底はとても浅い。
オンライン協力プレイも出来るがゴムバンド現象(ちょっとキャラを動かしてもすぐ元に位置に戻っちゃう)が非常に!非常に!多いので快適にプレイ出来るとは思えなかった。
セイクリッド3GOLD(DLC全部入り)だとサウンドトラックが付属しており(場所はSteam\steamapps\common\Sacred 3のSoundtrack)音楽自体の完成度はなかなか良い。
セールで1000円以下でもまだ…高いような気もする。 正統派ハクスラをやりたいならいわゆる神ゲーと呼ばれるTitan Questやトーチライトシリーズなど名作がセールで安くなっているのでプレイして頂いて、まだ物足りないならこのゲームをプレイするのもいいんじゃないでしょうか?
どちらも、日本語化が可能です。
だるま市(観音様のお年夜)の切山椒
出羽三山巡り・ドキュメンタリー映画祭「今年見に行ってよかったもの」
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」
写真で振り返りたいとおもいます。
念願だった年内の出羽三山「羽黒山」「月山」「湯殿山」3箇所巡り
別に、3箇所巡ればご利益がさらに増すとかそういうことは無いと思いますが…
参道から少しそれたところにある「南谷」
山頂の出羽神社・三神合祭殿
八合目にある駐車場から登ると写真を撮りつつ片道3時間程度のハイキングです。
点在する湿地の中の「池塘」
山頂の月山神社
湯殿山手前の集落「田麦俣」の風景
階段を登った先の本宮内の参道やご神体は撮影禁止です。
遠くに小さく見える大鳥居
今回初参加した、『山形国際ドキュメンタリー映画祭』
隔年で山形市で開催されています。期間は一週間、市民会館や映画館なの様々な会場で連日世界の日本のドキュメンタリー映画が上映されました。
モキュメンタリーホラー映画(!?)『超コワすぎ!』上映後のトークイベント。
翌日の森達也監督『ドキュメンタリーは嘘をつく』こちらは無料上映。
上映後の森達也監督、白石晃士監督、天願大介監督など交えてのトークイベント。
著名な監督の「今」を見聞き体感出来る貴重なイベントでしたね。